降りたいけどだいすき
わたしは1人の声優さんを応援して7年目になりました。色々積み重なってしんどい。降りたい。
降りるタイミングがいまいちわからない。その推しは大げさじゃなくて人生でいちばんすきな人。これ以上すきな人なんて現れないって思ってた。少しでも近づきたかった。いわゆるりあこ。
あるイベントがきっかけで、すきすき〜〜って言ってた推しを、嫌だと思ってしまった。しぬほど自分を責めたし推しはファンのためにしてくれていた。でも、それがどうしても許せなかった。だって、わたしがいちばんになりたいだもん。推しがいちばんすきなのはわたしなんだもん。なんで他の人を構うの?
同担拒否も拗らせすぎて、イベントに行っても楽しくない。推しはだいすきだしかっこいい。でも会場を見渡すと人がたくさんいるし、わたしの存在の小ささを知る。帰り道に泣きじゃくって、もうやだなあ、楽しくないなあって。
おたくは趣味だし、楽しいのがいちばんなんだと思う。それがいつからか、推しに近づきたい、可愛いって思われたい、見てほしいになっちゃったね。ごめんね、こんなおたくで。
今もだいすき。でも、今までみたいには応援できないかもしれない、若手俳優だけ応援し続けるのかなあ。
今もこれからも、推しが世界でいちばんすきだよ、世界でいちばんわたしがすき。
ゆっくり考えて、これからを考えよう。